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独立バンザイ!10月24日

銀座1丁目店で2年間フリーターとして活躍した男が一国一城の主となる!おめでとう!

千葉県内で7.5坪の飲食店経営者になる。本当に嬉しく暖かく見守りたい。スケルトンにして自分の思い描く店舗をデザインするそうだ。

きっと内装屋との話し合いとか、水回りの事とか、厨房機器の購入とか、保健所の事とか、仕入先の選定とか、漆器類の購入とか、メニュー作りとか、価格設定とか、広告手法とか、何から何まで一人でやる事に奔走の日々かと想像しています。

今は未だスタートラインには立っていない。スタートラインから猛ダッシュすべく準備運動中的な段階。この段階までは<金>の問題であり、多くの人が辿りつけない事が多い。まず、商売を開始する前の段階で<金>をしっかりと準備した事は本当に素晴らしい。金が無ければ物件も借りれない、厨房機器も買えない、内装も作れない、仕入れも出来なければ広告も出せない。

さて、本当のスタートラインはいつなのか?それは営業開始日をさす。そこから先は<アイディア>が勝負となる。初めての飲食店舗であろうが10店舗目であろうが全国チェーンだろうが関係は無い。社長は一人親方でも1000人に社員がいても同じ社長。お客様にとっては飲食店のチョイスがひとつ増えた事となり、他店より美味しくて適正価格で何かが勝っていれば選んで貰える。単純な勝負であり戦いだ。

スタートラインから直ぐにお客様が来るのか?宣伝広告をしていれば直ぐに来る。口コミであれば時間が掛かる。その間の運転資金も必要になる。OPENして直ぐに繁盛店になる個人店なぞ聞いた事がない。商業施設に入るのであればあり得るが、路面の店であれば宣伝告知期間という苦しみの時間が必ずくる。100%とは言わないが、最初から黒字でずぅっと黒字という店は少ない。私の場合も同じ。1店舗目だけは初月から11年間黒字という珍しいパターンだが、2店舗目と3店舗目はかなり苦しい時期が長くなった経験がある。

この宣伝告知期間が半年なのか1年なのか2年なのか。多くの個人店は持ちこたえきれずに閉店を迎えてしまう現実がある。この苦しい期間を乗り越え、黒字化した場合に問われるのは<人>の部分である。店をOPENさせるまでは金、繁盛出来るかはアイディア、反映を継続出来るかは人の問題が大きいと思う。

社長になると自由だ。出勤時間も自分で決められる。広告を出す出さないも自分。どこと取引するかも自分で決められる。大海原の小舟をどこに向かわせるか、どんなスピードで漕ぐのか、全て社長の思い通りに出来る。しかし、その大海原は時にしける事もあれば無風の時もある。簡単に進む航海などあり得ない。

おめでとう!社長になった貴方は私と同じ飲食店経営者の仲間入りです。しっかりと準備をして良いスタートをして下さい。そして、地域に永年に渡って愛される店を育てていって下さい。いつの日か飲みに行ける事を楽しみにしています。がんばれ~!



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