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謹賀新年 <スタッフの皆さまへ> 1月1日元旦

スタッフの皆さま

新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり本当に有難うございました。2018年度もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

流行語大賞が象徴するかのように<色々あった>1年だったと振り返っています。

年末に嫁さんが体調を崩してしまい、富山帰郷を取りやめました。新宿にて親子3人のんびり正月を過ごしています。

悠太が産まれてから7回目の正月にて初めての<のんびり家族正月>となっています。神様が<ゆっくり休め>という指示をくれたのかと理解し、それに従って正月特番テレビ漬けの時間を楽しんでいます。お蔭様で嫁の体調は戻りました。


日本に住んでいる私達にとって、大国アメリカの舵取りに不安が見え隠れし、ロシアや中国の覇権争いも激しさを増し、宗教間対立を抱える国々の問題も深刻化を増し、北朝鮮問題も最終局面へと近づく不安があり、貧困から抜け出せない途上国の叫びが聞こえて来ない程に混沌とした世界情勢の中にあるような1年でした。

2017年は世界情勢が益々不安定になった1年だったと思います。そんな中、日本経済&治安は、比較的に良い1年だったように感じています。輸入業界や飲食業界も取り巻く環境内で些細な問題はありました。しかし、世界中の諸問題と比較すれば、大波ではなく小波以下の影響であったと思います。

ワイン屋3店舗にとっても新たなチャレンジが多々あり、とても充実した2017年だったと感じます。皆さんにとってはどんな2017年だったでしょうか。


我々の生きている現代社会は、一人一人の人間の命や価値は同じ筈なのに、産まれた運命によって、生きる宿命が大きく異なる時代だと思います。日本や日本人が抱えている問題と、世界の様々な問題に大きな差があり、今後、その差は更に大きくなる懸念を感じ始めた1年でもありました。

紛争の火種はいつも<差>であり、その意味でも先行き不安が増しているように感じている人が多いと思っています。



そんな中、2017年に貴重な1冊の本と出会う機会がありました。http://nvc.halsnet.com/jhattori/Spirits/FreddyTheLeaf.htm <葉っぱのフレディ>という絵本です。小生49歳になりますが、子供が幼く、週に1~2度は絵本の読み聞かせをしています(笑)。

1枚の葉っぱが主人公。大きな木に抱かれ、産まれ、元気に育ち、個々に輝き、個々に老い、順番に散り、皆が土に帰り、再び木に抱かれていく1枚の葉っぱの輪廻転生のお話しです。


人は何のために産まれ、死んでいくのか。


死ぬために産まれたのではなく、生きて誰かの役に立つ為に産まれた。その役立ち方は人それぞれであり、その大きさや尊さを比較しても無意味である。そんな普遍的な価値を改めて教えてくれた本との素晴らしい出会いでした。


もうひとつ。

素晴らしい歌との出会いもあった1年でした。http://yokohama-now.jp/home/?p=11309
 
瀬を早(はや)み、岩にせかるる滝川(たきがは)の、分れても末に逢はむとぞ思ふ。
 
直訳としては、男女の愛を唄った内容だそうです。2つに流れが分れても、いづれはひとつになり結ばれる。という意味が正解です。
 
私は直感的に私なりの過大解釈をしました。
 
産まれてくる運命は換えられずとも、宿命というものは、日々の使命を果たせば流れるべきところに辿り着く。そんな風に理解しました。私の中ではこちらが正解です(笑)。
 

ゴルフをしていて、1番ホールでOBを叩きダブルボギーでのスタートは誰でも嫌なものです。あれさえ無ければ、あれがOBでなかったら、いわゆる<タラ&レバ>です(笑)。はたまた、現在49歳の私は、ワインの輸入業と飲食業を営んでいます。もし、18歳の時に旅行専門学校を選んでいなかったら、あの時の転勤異動を断っていたら、今の自分はあるのだろうか。この手の<タラ&レバ>を思う時に、思い出すのが上記の歌です。


結論から言えば、道が2つに分れていても、人生は1度きりなので、2つを選択する事は出来ない。もうひとつの道を考えても無駄な事であり、大きな流れの中においては、結局同じところに流れ着く。これが私の理解です。


どんな急流に飲まれようとも、大きな岐路に立たされても、人はひとつの道しか選択出来ません。人は自分の選択した道において、日々の使命をしっかりと果たしていれば、流れつくべく宿命に流れ着くという考え方です。


私の場合で言えば、どんな高校に進学しても、どんな転勤先を経たとしても、今の自分に辿り着くべく日々の選択をした結果が今の自分である。


そんな事を理解する為の指針として、心の支えとなる歌と出会う事が出来た2017年でした。これからも同じように考え、迷わず判断し、行動していく為の大事な歌との出会いでした。


2018年はどんな<流行語>が飛び出してくるのでしょう。

その多くは予想出来ない驚きの事象を評する言葉なのかと思います。紛争、テロ、天災、事故などは逃げられない脅威です。脅威に怯えて何もしなかったり、現実の使命を投げ出しても、全く意味のある事だとは思えません。

どの葉っぱも必ず散る訳であり、少しでも未来へよき糧となるべく現世の宿命を果たすのだと思います。


皆さんにとってはどんなチャレンジになる2018年でしょうか。

人生は1度きりです。決して産まれた<運命>や<タラ&レバ>を考えるのも時間の無駄だと思います。

まず、今までの自分を褒めて上げて下さい。そして明日からの自分を鼓舞し、自分の宿命を全うすべく、それぞれに前進される事と信じています。

2018年も健康第一で楽しくお仕事を一緒に頑張っていきましょう。


本年も昨年同様、一生懸命全力で、考え・工夫し、行動する事を通し、美味しいワインをお客様に楽しんで戴くべく、個々の宿命を果たしていきたいと願っています。皆さまには今年度も多々お世話になる事と存じます。どうぞ本年も倍旧のご愛顧ご助力を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

では、どうぞ楽しいお正月を過ごして下さい。

片桐達也

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